詩を書こう               7月17日

小学生の作文のようなブログを書いているので

これを言うのは恥ずかしいのですが

高校時代の3年間 文芸部に所属していました。幽霊部員でなく。

日記は三日坊主で終わるのに

詩は多分毎日書いていたと思います。


よこぐもさんで詩のワークショップがあると知り

一気に学生時代を思い出しました。

大学受験の前夜でさえ ノートに詩を書きました。

それが大学に入った途端 詩を書くことを忘れてしまった。

40年近く詩を書くことはありませんでした。


書けるのか?と不安ではありましたが

詩を書くことがとても新鮮に感じられて

すぐにワークショップに申し込みをしました。

数日前に予行演習でひとつ書いてみようか?とペンを持ちました。

頭の中が真っ白で やっと思い浮かぶ言葉は重苦しいものばかり。

ああこれが今の私なのだ と辛くなってしまい

ここはもう

一か八かの白紙状態で参加することに決めました。


お茶とお菓子をいただきながら 自己紹介をして さあ始まり。

茨木のり子の「汲むーY・Yにー」と

貞久秀紀の「空気」を

5人の参加者と白井先生で一行ずつ音読しました。

喉がキューっと締まってたどたどしくなっちゃった。

けれど目で文字を追うより こころに入りやすい。

音読の練習をしたい。


少し感想を言い合ったりした後は 実践。

目の中に入るものを並べるくらいの軽い気持ちで

五・七・五みたいな短い文を 思いつくままに相馬屋さんの原稿用紙に書きました。


次は5人中の3人に原稿用紙が配られて

まず3人がそれぞれの原稿用紙に一行を書き 次のひとが続きの一行を書いて~を繰り返し

五行目のひとがまとめる というのをやりました。

3つの詩が完成しました。

5人でひとつの詩を完成させるのですが 3つともまるで違った感じで面白い。


そしていざ本番!

何も考えていなかったけれど

まずは思いつくままに言葉を連ねてみようと書き始めました。

作文のような書き出しになりましたが

とりあえず書き終わりました。

それは比喩も何もないただただ私が今思っていること。

白井先生に見ていただくと

「おしまいの次の行にひとつ単語を書いて 続けて一行書いてみて下さい。

それで終わっても良いし まだ続けても良いから」とアドバイスをいただきました。

先生の魔法です。

その一行で私の心が開きました。

思いついて 最初の詩と対になるようなものも書きました。


先生が用意して下さった外国の用紙に万年筆で清書をし

各自が朗読しました。


つづく



by komugiyaajai | 2017-07-17 18:19 | 作ること | Comments(0)


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